早くも6月を迎え、皆さまお元気でお過ごしのことと思います。私は久しぶりに季節の移ろいを身近に感じることができました。田植えを終えた田んぼと山々の緑が目に映え、また、揖保川と千種川では鮎の友釣り漁も解禁となり、初夏の訪れに、ふるさと「宍粟」の豊かな自然を味わうころとなりました。

さて、国の緊急事態宣言が5月25日に5つの都道県で解除されました。これにより、新型コロナウイルス感染症対策の全国的な緊急事態措置はなくなり、特に兵庫県では新規の陽性患者数ゼロが昨日時点で15日間、続いています。
ここにいたるまで、宍粟市においては感染者が確認されることがなく、市民や事業者の皆さまのご協力とご尽力に心から感謝申し上げます。5月27日には市の対策本部会議を開催し、今後の感染拡大防止策や社会経済活動の速やかな再開、外出自粛要請の緩和、新たな生活様式の推進などについて、その方針を決定いたしました。その一部を紹介します。

市民の皆さまには

  • 不要不急の外出自粛に努めてください。特に6月18日までは首都圏や北海道、人口密集地への不要不急の移動を控えてください。
  • 密閉、密集、密接の3密を避けるなど、感染拡大を予防する「新たな生活様式」を日常生活に取り入れてください。
  • イベントや会議の開催にあたっては、参加人数を制限するなど、適切な感染防止対策を徹底してください。

事業者の皆さまには

  • 事業の再開にあたっては、大変な状況の中ではありますが、感染防止対策を徹底してください。

これで感染症対策が終わるものではありません。これから一人ひとりの取り組みこそ、とても大切となります。今後の第2波や梅雨時期の自然災害との複合被害にも、備えなければなりません。引き続き、感染防止対策にご協力をお願いいたします。
いよいよ、暑さも日ごとに厳しくなってきます。熱中症対策はもちろんですが、どうぞお体に気を付けていただき、元気でお過ごしください。