あけましておめでとうございます。
皆さまには、清々しく新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。

昨年は新型コロナウイルス感染症に社会全体が翻弄された一年となりました。市内におきましても感染が確認され、今は医師会の協力のもと検査体制を整えるとともに、各種の支援策を通じて、皆さまの生活や経済活動の支援に全力を注いでいるところであります。

あらためて昨年を振り返りますと、4月には一宮市民協働センター「いちのぴあ」がオープンし、子どもからお年寄りまで幅広い世代が交流できる施設として好評をいただいております。千種と波賀においても、同様の施設の整備を始めており、生活圏の拠点として親しまれ、地域の賑わいづくりに繋がるものと期待しております。

また、安心して暮らすうえで欠かせない「医療」に関しましても、大きな前進がありました。新病院の建設を含め一宮北部の医療体制の整備など30年後の将来を見据えた計画を進めることにより、地域医療を守り育てていきたいと考えています。

さらには、子育て環境や教育環境の充実を図り、空き家バンクなどの定住支援と併せた総合的な施策を展開してまいりました。本年は、こうした取り組みを加速させ、人口減少に歯止めをかけ、地域の活力を創出してまいります。

新型コロナウイルスは終息の兆しが見えませんが、市民の皆さまと一丸となってこの難局を乗り越え、住みよいまちづくりを進めてまいりますので、本年も変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。

皆さまにとって、本年が素晴らしい一年となりますよう心よりお祈り申し上げ、新春のごあいさつといたします。