桜の花もほころび始め、宍粟の野山にも春が訪れてきました。皆さん毎日お元気でお過ごしのことと思います。
今日4月1日は「宍粟の日」です。あらためて、先人によって培われた歴史ある宍粟、人情溢れるあたたかい「ふるさと宍粟」を想い、感謝の念を抱いているところです。
このような中、本日、未来へ向けた新しい年度がスタートしました。いよいよ本格的な人口減少社会への挑戦が始まります。
特に「若い人に選ばれるまちづくり」「地域資源を活かし、人の流れをつくるまちづくり」「健康で豊かなまちづくり」に重点を置き、森林(もり)から創(はじ)まる地域創生をテーマに取り組んでまいります。
昨年実施した若者へのアンケート調査では、20代の女性が「歴史のイベントや地域でのイベントをされて地域が盛り上がっていることが嬉しい」、30代の男性が「子どもや若者のための市の政策に期待している」というような多くの声をいただいており、これらの若い方々の熱い思いにしっかり応えていかなければならないと考えています。
また、多くの市民の願いでもある、住み慣れた地域で安心して最後まで暮らせるまちであるためには、医療、保健、福祉、介護の連携による総合的な支援が重要と捉えており、地域包括ケアシステムのさらなる構築にもとりくんでいかなければならないと考えています。
いづれにしても、市民、各種団体、事業者、それぞれのお力や協力、連携あってこそ成し得ることです。皆様との総合力で、次代に繋ぐまちづくりに果敢に取り組んでいきたいと思いますので、皆様には今後ともさらなるお力添えをいただきますようお願いいたします。