毎日、ぐずついた天気が続いていますが、お元気でお過ごしのことと思います。

さて、この梅雨空を吹き飛ばすような嬉しい出来事がありました。

かねてより準備を進めてきました兵庫県内では初となる「森林セラピー基地」が、6月25日にグランドオープン迎え、道の駅「はが」で記念式典が開催されました。

森林セラピーとは、医学的な証拠に裏付けされた「ストレスを低減させる」「免疫機能を向上させる」などの森林浴効果の事です。宍粟の豊かな森林を利用して、心身の健康維持・増進、病気の予防を行うことを目的としています。

森林(もり)から(はじ)まる地域創生」の第一弾として、森を楽しみながら心と体をリラックスさせ、明日への活力を養うことのできる宍粟の新たな魅力を広く発信し、県内はもとより全国から多くの方々に訪れていただきたいと思います。

また、市民の皆さんにも路線バス等を利用し「赤西セラピーロード」と「国見の森セラピーロード」にお越しいただき、ぜひ、森林セラピーを体験していただきたいと思います。

私は、宍粟の豊かな資源を活かし、観光をひとつの産業として(おこ)し、雇用の促進や交流人口の増加に結びつけることが、ひいては宍粟の魅力を創出し、定住人口を増やすことにつながると思っています。例えば、姫路市との連携を図り、そのうえで世界遺産姫路城の持つ魅力を活用し、国内外から訪れる観光客の流れを宍粟に取り入れることも必要であると考えています。

そのためには宍粟市の特色である豊かな森をいかに活かすかが重要なポイントであり、その意味において、今回の森林セラピーは大いに活用できるものと期待しています。

いよいよ梅雨も明けますと本格的な夏を迎えます。

皆さん暑い夏を元気よく乗り切りましょう。