去る7月6日から8日にかけて梅雨前線の停滞による西日本を中心とした豪雨によって、宍粟市においても市内各所で大きな被害を受けました。
先ずもって、被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。
また、市民の皆さまには、不安な日々をお過ごしになられたことと存じ、心労もいかばかりかとお察し申し上げる次第であります。
この度の豪雨により、揖保川・千種川の本流から支流、そして谷川など、いたるところの河川が氾濫し、その濁流や土砂崩れによって多くの住宅が被害を受けました。
また電気、水道、光ケーブルといったライフラインに加え、農地、山林にも大きな被害が出ていますが、道路網の寸断によって市民の生活に様々な被害が出ています。
とりわけ、尊い人命が失われたことは痛恨の極みであります。
災害の発生以降、地域や自治体、警察、消防、自衛隊、そして国や県の関係機関など、多くの皆さまに支援いただき、懸命な復旧作業に取り組んでおります。
また、地域の皆さまやたくさんのボランティアの皆さまのご協力により、土砂撤去が進められており、地域の繋がりを心強く感じております。
しかしながら、今なお通行止めや停電、断水が続いている地域もあり、避難所や親類・縁者を頼っての生活を余儀なくされている方もおられます。
市民の皆さまには、今しばらくご不便とご迷惑をお掛けいたしますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
大変暑くなってまいりました。
土砂の撤去など作業に従事される際には、熱中症などに十分お気をつけていただきたいと思います。
被災された地域の一日も早い復興を目指し、全力を挙げて復旧に取り組んでまいりますので、市民の皆さまの更なるご協力をよろしくお願いします。