連日、猛暑日が続いておりますが、お元気でお過ごしのことと思います。
この度の「平成30年7月豪雨」により被害を受けられました皆さまに、心からお見舞いを申し上げます。
災害発生から、はや1ヵ月が過ぎようとしています。この間、被災された皆さまをはじめ、地域やボランティアの皆さまのご尽力により、家屋等の清掃や片付け作業にようやく目処が立ちつつあるように感じています。
また、ライフラインも概ね復旧し、各種の支援制度による被災された皆さまへの支援も始まり、徐々に落ち着きを取り戻されてきているように思います。
被災以降、全国から義援金や励ましのお言葉が連日のように寄せられており、改めて人の温かみや絆を実感し、言葉では言い表せないほど感謝の気持ちでいっぱいであります。
こうしたご厚情を勇気と希望に変えて、復興に力強く歩みだしていかなければなりません。
現状としましては、市内各所の被害状況を把握し、復興へ向けた取り組みを始めるところでありますが、被災箇所が広範囲に亘るため、本格的な復旧には、まだ相当の時間を要することとなります。
市民の皆さまには、引き続きご迷惑をおかけしますが、何卒、ご理解とご協力をお願いします。
さらに先日、台風12号の接近により影響等心配しておりましたが、大事に至らず過ぎてくれました。
これから台風シーズンを迎えます。
この度の大雨で地盤も弱くなっており少量の雨でも思わぬ災害を引き起こす可能性があります。
不安な時には、早めの避難や身の安全を守る行動をとっていただきますようお願いします。
先月から被災された皆さまや地域の皆さまは心労が絶えない日が続いていることと思います。
8月は市内各所で復興への願いを込めた夏祭りも催されます。時には気分転換も図っていただき、この厳しい状況を共に乗り切ってまいりましょう。