市の北部では田植えも終わり、野山と相まって緑が一層目に映え、揖保川・千種川では鮎の友釣りも解禁となり、初夏の訪れを感じるころとなりました。

皆さん、毎日、お元気でお過ごしのことと思います。

九州熊本地震では、今なお多くの方々が避難所での生活を余儀なくされており、宍粟市でも先月、2名の職員が熊本県益城町に赴き、避難所の生活支援などを行いました。

8日間の活動を終え、戻った職員から被災地の現状について報告を受けるなか、被災された方々が全国からの支援に励まされ復興へ向ってようやく進み始められたこと、災害時に最も大切なのは「地域での人のつながりである」という言葉が強く印象に残りました。

このことからも「地域の助け合い」や「人と人とのつながり」が如何に重要であるかを改めて思います。これから梅雨を迎えます。出水期にあたり、今一度、各地域において安全点検などをよろしくお願いします。

さて、去る5月29日に山崎文化会館で宍粟市吹奏楽団第5回定期演奏会が開催されました。宍粟市吹奏楽団は2011年に誕生し、幅広い年齢層の方が一丸となって、音楽を通した地域づくりや市民の元気づくりに取り組まれており、市の文化向上に大きく貢献をいただいています。

私は音楽に詳しくはありませんが、団員の皆さんの演奏されている姿や表情、そして心に響く音色に元気を貰い、有意義な一時を過ごさせていただきました。今後とも、様々な所でご活躍いただき、多くの市民に勇気と元気を届けて欲しいと思っています。

これから本格的に暑くなってまいります。体調にはくれぐれもお気を付けいただき、時には、こうした音楽などで心と体を養い、暑い夏を乗り切っていきましょう。
 

平成28年6月1日