国の「緊急事態宣言」が発令され、3週間が経過しました。
宍粟市では現在、感染者は確認されておらず市民ひとりひとりの取組に感謝を申し上げます。しかしながら、全国的には感染が収まる気配がなく、宍粟市においても予断を許さない状況には変わりありません。
兵庫県は、「緊急事態宣言」が延長される見解を示しており、市の「新型コロナウイルス感染症対策本部」において、現在の市の取組(公共施設の利用制限及び幼稚園、小学校、中学校の休校)を5月31日まで延長することを決定しました。なお、緊急事態宣言が解除されるなど状況の変化がある場合は、改めて、検討いたします。
各地で医療体制の維持が危惧される中、市は宍粟市医師会、宍粟総合病院と協議を重ね、3者が連携して検査、診療能力を向上させるための準備を進めています。また、身体障害者手帳をお持ちの心臓病患者や人工透析を受けている方々などを対象に、市が備蓄するマスクを提供しました。今後は妊婦や園児にも広げたいと考えています。
現在、大型連休を迎えておりますが、政府は県外に出かけないよう特に帰省、旅行など、移動を控えるよう要請をしています。
本来なら、家族が帰省され、楽しい時間を過ごす休日であると思いますが、今は、その大切な家族を守るため、現在居住される場所で不要不急の外出を控えるようお伝えいただければ幸いに存じます。
「事業者の方々」にお願いです。
兵庫県から休業要請がある事業者の皆さまには、市内でクラスターを発生させないために、今一度ご協力をお願いします。
「市民の皆さま」にお願いです。
人との接触を8割減らすため、買い物はできるだけ少人数ですいている時間帯にお願いします。また、家族で出かけた場合でも、入店いただくのは少人数にしてください。
「子どもたち」にお願いです。
学校の休みが長くなり、友だちと遊ぶことや家から出ることがないと気持ちがしんどくなったり、イライラしたりすることがあります。規則正しい生活と適度な運動でリラックスできる時間を取りましょう。悩んでいることや学校の課題で分からないことがあれば、遠慮なく先生に相談してください。
ひとりひとりの取組で「密閉・密集・密接」の3つの密を避けましょう。