毎日寒い日が続きますが、お元気でお過ごしのことと思います。
先月は、寒波の襲来により寒さも殊のほか厳しく、積雪も多く見られ、除雪作業など大変な状況であったと思います。

さて、私は常日頃から、市民の皆さんと対話を通して将来のまちに向けた土台づくりをしようと心がけており、可能な限り皆さんの意見や思いをお聞きする場を設け、市政に反映したいと考えています。
先日、あるご高齢の方との会話の中で「宍粟市は『森林から創まる地域創生』として農業、林業、さらに市民生活の向上を掲げられている。宍粟には豊かな森があり、その森から豊かな肥料と成り得る落ち葉が沢山あります。それを有効活用し農業に活かせないものか。しかもその作業を高齢者が行うことで、健康づくりや、生きがいづくりに繋がり、その上で少し報酬があれば尚良いのでは」とご提案いただきました。
今回の提案の様に、皆さんが将来へのまちづくりに対し深く考えていただいている事を大変有り難く思うとともに感銘を受けております。
まちづくりの原点は、やはり市民の皆さんと共に知恵を出し合い、ひとつずつ丁寧に進めていくことであり、それが将来へとつながるのだと改めて思った次第です。

私は、皆さんからの提言等に対し、“できません”ではなく、何とか“できないか”の視点で物事を整理しなければならないと考えています。これからも、みなさんの考えをお聞かせいただき、一緒になって素晴らしい宍粟を創り上げ、次代へと引き継いでいきたいと考えますので、よろしくお願いします。

今、市内でもインフルエンザが流行っており、各学校では学級閉鎖も相次いでいます。
手洗いやうがいによる予防に心掛けていただき、元気に冬を乗り切りましょう。