ようやく桜のつぼみも膨らみ始め、日の光、野山のたたずまいにも春の訪れを感じる頃となりました。
今日、4月1日は「宍粟の日」であります。
先人によって培われた歴史ある宍粟、人情溢れる温かい「ふるさと宍粟」を想い、感謝の念を抱くとともに新しい年度のスタートの日として、一層、気を引き締めているところであります。

また、本日政府から新しい元号が発表され「令和」となることがわかりました。
平成もあとわずかで終わりを告げ、いよいよ新しい時代が到来することへの期待に心がワクワクする思いがいたします。

さて、去る3月24日にイオン山崎店において、東京おもちゃ美術館の協力を得て「木育キャラバン」を開催いたしました。
全国から集まった300点に及ぶ木のおもちゃに触れることにより、子どもたちをはじめ多くの方に木の温もりを肌で感じていただけたことと思います。
また、同時に宍粟の豊かな森林や身近にある木と触れ合う機会を増やし、子育てや暮らしにもっと木を取り入れ、それらを通じて宍粟の森を育て守る気持ちを育むことを目ざした「ウッドスタート」宣言を、兵庫県内の自治体で初めて行いました。
これから市民の皆さんと共に、幼児教育や保育、さらに学校教育、社会教育の中で、木の香りや手触りなどを含めた「木育」を推進していきますので、ご支援とご協力をよろしくお願いします。

まもなく桜も満開となります。
どうぞ宍粟の春を楽しんでいただき、元気でお過ごしください。