大型連休のなかではありますが、お元気でお過ごしのことと思います。
いよいよ令和元年5月1日を迎えました。
先月の政府の発表にもありましたが、「令和」とは、日本に現存する最も古い和歌集「万葉集」から採用されたものであります。
人々が美しく心を寄せ合う中で人を大切に想うことや、見事に咲き誇る梅の花のように、国民一人ひとりが明日への希望の花を大きく咲かせられるようにという願いが込められているそうです。
新元号のもと、新しい時代へと向かう中で、私は夢と希望に胸がワクワクとする気分であります。
さて、宍粟市にとりましても、人口減少、とりわけ若者の減少は大きな課題であります。
市民の皆さんと共に、あらゆる困難に勇気を持って立ち向かい、未来を切り開かなければなりません。
次代を担う子どもや孫に宍粟の豊かな自然や人情、更には文化や生活などを伝えていきたいと考えています。
また、今後ますます高齢化が進むことが予想される中、市民の皆さんに安心して暮らしていただくためには、地域医療の確保は不可欠であります。
これまで宍粟総合病院を地域医療の中核としてまいりましたが、これからもその役割を果たしていくためには、新病院の建設が必要であります。
7年後を目標に、今、その第一歩を踏み出したところであります。
令和の始まりに併せ、気持ちも新たに皆さんと共に将来への夢と希望の実現に向けて、さらに邁進してまいりますので、今後ともご協力をよろしくお願いします。
山笑う素晴らしい季節となりました。宍粟の美しい自然を楽しんでいただき元気でお過ごしください。